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くりなみ

田原町商店街振興組合


三代目の栗波博行さん。
30歳の時にUターンし、二代目の父親のもと くりなみの仕事を始めました。手取り足取りの指導は全くなく、父親を見て学んだとのこと。お父さんの定位置であったレジは、今は三代目の定位置になりました。



くりなみは創業85年。初代は薬局でした。当初から田原町商店街に店を構え、二代目が八百屋に業種変更。雑貨も置くようになり、現在のスタイルになりました。14年前に今の場所に転居。昔からの馴染みのお客さんがたくさんいらっしゃいます。

ひっきりなしにやってくるお客さん。1日に2回いらっしゃる方も少なくないとか。まさに『我が家の台所』的存在です。



夏の暑さが去り、店舗入口前にも野菜や果物が置かれるようになりました。

店内は、




























野菜・果物・生鮮類・お惣菜・お菓子・日用品・生花などなど様々な品が所狭しと並んでいます。


くりなみの魅力のひとつがお惣菜。



バラエティに富んだお惣菜! 惣菜天国福井を実感できますね。
毎日午前3時半から栗波さんのお母さんが作り始めます。
惣菜担当のスタッフは8人。お客さんが次々に買い求めます。



おもしろい名前のお惣菜が。
『和風だけれど洋風な茶碗蒸し』
ん? 結局 和風?洋風?



是非 みなさんの舌でお確かめください。



お惣菜コーナーに常連さんがやってきて「白ちょうだい!」。
ここでクイズです。
白って何?
みなさん、何だと思いますか?

正解は、



白飯でした!

お惣菜も白飯も好きな量を注文することができます。



こちらはお漬物コーナー。


下茹でが終わったたけのこ。



お漬物・たけのこ・揚げ・もずくなどもお好きなものをお好きな量だけお求めいただけます。



クイズその2。



みなさん、この写真を見て 他のお店と違うところがあります。わかりますか?

正解は、

値札がない。です。

くりなみは商品の半分以上に値札がついていません。
そういえば昭和時代はよろずやの商品には値札がついていませんでしたね。「おじちゃん、これいくら?」「それは100円ねー。」なんていう会話が当たり前にありました。

くりなみにはそんな良き時代が残っています。

会計をするお客さんと栗波さん。会話が弾みます。



お客さん全員が栗波さんとおしゃべり。これもお買い物の楽しみですよね。



現金でお支払い。ポイントカードはシールをペタペタ。
これも昭和を感じ、懐かしくも楽しい♫




去年(令和2年)急逝した二代目の遺影がお店の入口にありました。今でもお客さんを笑顔でお迎えしています。



あったかぁ〜いお店 くりなみ。
くりなみにはお金では買えないものもたくさんありましたよ。




くりなみ 福井市文京2-4-14
TEL 0776-23-4167
営業時間 7:00〜19:00
定休日 日・祝日


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