ファッションハウス松屋
本町商店街
三代目の市橋晃さんと奥様の美智子さん。
奥様がちゃんとやってくれています、と優しいお顔で奥様に敬意を示している晃さん。美智子さんは大野市の洋品店の娘さんでした。ご縁があって婦人洋品店を営む晃さんとご結婚。結婚して55年余になるそうです。あたたかいご夫妻です。
晃さんの祖父は旧今立町の人で、奉公で福井市に来たそうです。奉公を経て、明治38年(1905年)に九十九橋北詰に『松屋』を創業。店名の由来は、おじいさまが奉公していたお店 松村 から一文字いただいたそうです。当時は紳士用の帽子とかばんを販売していました。カンカン帽がよく売れた時代でした。
晃さんが産まれた時には松屋は婦人洋品店になり、現在の場所にありました。しかしそれまでには戦災と地震により二度の建て替えを余儀なくされたそうです。
店の入口にありました。
季節ごとに作り替えているそうです。お店への愛情を感じます。
店内はパンツが目立ちます。
「パンツルックを希望されるお客様が多いんですよ。」
と晃さん。
今年も裾が広がっているデザインが人気だそうです。
美智子さん
「これからの季節は、このパンツがいいですよ。」
あれ? 人気の裾広がりではありませんが…
「バクダンパンツです。」
ん?んんんっ?… バクダン?
「爆暖(バクダン)パンツです!」
裏返していただくと… なるほどなるほど!
起毛です! これはあたたかい!
美智子さんのおっしゃる通り、これからの季節に欲しい一本です。
「お歳を重ねてきたら、明るい色が似合いますよ。」
ファッションハウス松屋にはカラフルな洋服も多いです。
かばんはかわいいデザインでリーズナブル。
ストールも色とりどり、デザインが豊富です。
コートも見せていただきました。
去年からダウンコートが流行っているそうです。
お手入れが行き届いた店内。ご夫妻と談笑しながらお気に入りの洋服を見つけてくださいね。
ファッションハウス松屋 福井市順化2-3-6
tel 0776-23-2816
FAX 0776-23-1400
営業時間 9:00〜19:00
定休日 毎週日曜日