治郎吉 呉服町店
呉服町中央商店街振興組合
焼き鳥とホルモンが大人気の治郎吉 呉服町店。
昭和39年(1964年)、アジア初の東京オリンピックが開催された年に創業しました。
創業者は倉内あさえさん。ご健在ですよ。
店内にはこのようなポスターが貼ってありました。
お母さん!懐かしい〜!と思った人もいることでしょう。
コロナ禍で?照れ屋で?マスクをしたままの
伊藤博一さん(左)と 岩村勉さん(右)
現在 治郎吉を守っている3人のうちのおふたりです。
伊藤さんは創業者の御身内。岩村さんは35年以上勤める看板男。岩村さんにはまたのちほど登場していただきます。お楽しみに!
もうおひとりは治郎吉三代目。毎晩 日付が変わる頃にお店にやってきます。
治郎吉は365日 年中無休。更に夕方5時から翌朝6時まで営業してるのです。ブラボー!
取材に伺ったのは6月に入ったばかりのタイミングでした。
入口も窓も開いて換気をしっかりされていましたよ。
いつもは『やきとり』と書いてある紺地に白文字ののれんが目立つお店ですが、コロナウイルス対策のため『やきり』になってしまっています。これもいつか思い出話になりますね。
店内は
L字のカウンター。いい感じ。
それに小上がり。
奥には25人までOKのお座敷があります。
さて、ここで看板男の岩村さんご登場!
仕込みを拝見させていただきました。
まずは焼き鳥の串刺し。
早っ!
鶏肉が瞬間で串に刺されていきます! 早い早い早いっ!
10本を刺すのに10秒かかっていません!
続いて串カツ用に豚肉が出てきました。
こちらも瞬殺! その洗練された岩村さんの手さばきが見ていてとても気持ちがいいです。
岩村さんは石川県のご出身。福井大学の学生時代にお客として治郎吉によーく来ていました。お店が混んでてんやわんやだった時に、創業者の倉内さんから、
「メガネのあんちゃん、中入って洗い物を手伝ってー! 忙しいんやって!」
と言われ、
(えっ?オレ?)
と思いながらも厨房へ。
それがきっかけとなり、治郎吉でアルバイトをするようになり、そのまま就職しました。そして今に至る。
人生って面白いですね。
治郎吉のメニュー表
え! 安っ! 安すぎる…
人気のホルモン焼きも、
安いぃぃぃー!
安いです!
これらのメニューは全てテイクアウトが出来ます。
岩村さんが作っているホルモン焼きのタレ。創業者の倉内さんから教えてもらい、その味を大切に守っています。
あー!たまらーん!食べたーい!
ということで、取材をさせていただいた日の夜に出直しました! あは。
まずは、こちら。
鉄板焼。
一番人気のホルモン焼きに若かしわをプラスしました。
じゅー。
ホルモンのあの良い香りがしてきましたよ。湯気までもおいしそう。
秘伝のタレにつけて「いっただきまーす
ホルモンのあまい脂が野菜にしっかりからんでいます。ホルモンはしっかり歯応えがあり、若かしわはぷるっぷる。味がしっかりしているタレとバランスがいい〜♡
続いて焼き鳥。
まずは若鳥。しっかり焼けているのに身が柔らか〜い!
牛レバー。
臭みが全くなく、中は火が通っているのにとろり。美味しい!
串カツもいただきました。こちらもジューシー。
シメは鉄板焼。ホルモンの脂が残る鉄板にカルビとうどんを入れました。
もぅやみつき♡♡♡♡
変わらぬ味をリーズナブルに提供し続ける治郎吉 呉服町店。
ガッツリ食べて、今日も1日頑張りましょう!
治郎吉 呉服町店 福井市春山2-22-12
tel 0776-23-8903
営業時間 17:00〜翌6:00(L.O. 5:30)
年中無休